【2026年最新】永住権が取り消される?新制度の運用ガイドラインと審査厳格化への対策
- みかん行政書士事務所

- 2月2日
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日本での生活のゴールとも言える「永住権(永住許可)」。しかし、2024年の法改正により、2027年4月から「永住許可の取消制度」が本格的に始動します。
2026年は、その運用ガイドラインの詳細が明らかになる極めて重要な年です。今回は、現時点で判明している「どのようなケースで取り消されるのか」という基準と、さらに厳しくなった「申請時の審査ポイント」を徹底解説します。
1. 永住権取消制度:過度な不安は不要、でも「悪質」は厳禁
「税金をうっかり忘れただけで永住権がなくなるの?」という不安の声を多くいただきますが、結論から言えば、単なる納付忘れですぐに取り消されるわけではありません。
入管庁が示す「取消対象」は、あくまで「故意に、かつ継続して義務を怠る悪質なケース」に限定されます。
取消の対象外となるケース:
災害、病気、突然の失業など、支払えない「やむを得ない事情」がある場合。
「悪質」とみなされる判断基準:
支払い能力があるにもかかわらず、督促状を何度も無視し続ける。
支払い義務自体を認識している(通知が届いている)のに、意図的に逃れている。
専門家としてお伝えしたいのは、「督促が来たら放置せず、役所に相談する」という当たり前の行動をとっていれば、取消しを過度に恐れる必要はないということです。
2. 永住申請の審査は「1日の遅れ」も許されない時代へ
取消制度は「極めて悪質」な場合に限られますが、一方で「これから永住を申請する人」への審査は、かつてないほど厳格化しています。
最大のポイントは、公租公課(税金・年金・保険料)の「期限内納付」です。 数年前までは「申請時に完納していれば(後から払えば)OK」という空気もありましたが、現在は「1日でも納付期限に遅れた履歴があれば、即不許可」という運用が定着しています。
申請前にチェックすべき書類の期間は、現在の在留資格によって異なります。
永住申請における公租公課書類の提出対象期間
現在の在留資格 | 確認期間 | 注意事項 |
就労系(技・人・国など) | 直近5年分 | 転職時の「普通徴収」への切り替え漏れに要注意 |
定住者 | 直近5年分 | 本人だけでなく、世帯全員の状況が見られます |
日本人の配偶者等 | 直近3年分 | 夫婦合算での年収と、双方の納付実績が重要 |
高度人材(80点以上) | 直近1年分 | 申請時点でのポイント維持も必須条件 |
3. 永住権を守るための「守りの実務」
永住権を取得した後も、以下の基本的な手続きを怠ると、取消しやトラブルの原因となります。
在留カードの更新(7年ごと): 永住者に在留期限はありませんが、カード自体には有効期限があります。
住所変更の届出: 引っ越しから14日以内の届出は必須です。
再入国許可の管理: 1年以上海外に滞在する場合は、必ず再入国許可を取得してください。
公的義務の継続: 転職や起業をした際は、厚生年金から国民年金への切り替えを即座に行い、未納期間を作らないようにしましょう。
まとめ:2026年夏のガイドライン案に注目
2026年夏頃には、取消制度の詳細なガイドライン案が発表される予定です。この内容を正確にキャッチアップし、対策を講じることが、日本での安定した生活を守る鍵となります。
「過去に一度だけ年金の支払いが遅れたことがある」
「転職直後の期間に未納がないか不安だ」
永住申請は、書類を出す前の「現状確認」がすべてです。不安な点がある方は、ぜひ一度当事務所へご相談ください。貴方の状況を精査し、確実に許可を得るための戦略をアドバイスいたします。




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